1日目の11時頃、駒がぶつかる 上図は11時前に▲4五歩と突いた局面。以下、△4五同歩▲同銀と進んで銀がぶつかりました。中盤に入りそうで、持ち時間各8時間、2日制の対局としては早い展開に進んでいます。 ▲4五同銀に対し、これまで指された前例のうち20局あまりは△5五銀とかわしていましたが、そのうちの20局近くで先手が勝っていました。本譜の△5二玉は昨年に指され始めた少数派で前例は3局しかなく、ここからは両者とも一手一手に時間を使うことになるかもしれません。 (木村王位はぶつけられた銀を相手にせず、玉をかわした)