(豊島王位の封じ手記入を待つ)
(木村九段は棋譜用紙を確認していた)
(豊島王位は5分少々で戻る。盤の横を通して、封じ手封筒を受け渡し)
(封筒にサインを入れる木村九段)
(封筒は再び豊島王位の手に渡り、豊島王位から塚田立会人に預けられる)
(豊島王位が駒を片づけ、1日目が終了)
(豊島王位は、退室する前に封じ手の消費時間を確認していた)
副立会人の飯島七段に、封じ手を予想してもらいました。
「封じ手は▲7四桂と予想します。以下(1)△5二金には▲7三角成、(2)△7二金には▲7三銀不成です。最初の印象では先手が指せるのではないかと思いましたが、検討してみると後手がやれそうな順も多く、形勢は難解ですね。ここからの数手が勝負どころです」(飯島七段)