前夜祭(2) (脇謙二・日本将棋連盟専務理事)豊島王位が押しも押されもせぬ第一人者になったこと、木村九段が勢いに乗っていること、その中で両者が王位戦七番勝負だけではなく竜王戦挑戦者決定三番勝負で戦うことも決まり「十番勝負」だといわれていることにも触れました。本局については「私も楽しみでしょうがありません。両方に勝ってもらいたい」としつつ、全国の将棋ファンと見守りたいと締めました。(乾杯のご発声は、原竹岩海・日本将棋連盟福岡県支部連合会副会長が行った)(書き起こしまとめ=虹記者、撮影=武蔵)