豊島将之王位に木村一基九段が挑戦する第60期王位戦七番勝負は、ここまで3戦を終了。豊島王位が連勝後に木村九段が1番返して2勝1敗となっています。第4局(神戸新聞社主催)は8月20日(火)、21日(水)に、兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われます。
対局開始は両日とも9時。持ち時間は各8時間。先手は木村九段。本局の立会人は久保利明九段、副立会人は阪口悟六段、記録係は宮嶋健太三段(大野八一雄七段門下)、観戦記は小池大志さんがそれぞれ務めます。
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【中の坊瑞苑ホームページ】 http://www.zuien.jp/
中継は棋譜・コメント入力を飛龍記者、ブログを潤が担当します。
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第60期王位戦七番勝負第3局は、118手で木村九段の勝ちとなりました。終局時刻は18時59分。消費時間は▲豊島7時間59分、△木村7時間43分(持ち時間各8時間)。第4局は8月20・21日(火・水)、兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われます。
木村九段が手堅い指し回しで差を広げています。控室の継ぎ盤は動かされなくなりました。
控室の見解は「後手優勢」。上図から▲5二金打△同銀▲同桂成△同飛▲同金△同玉▲3二飛の進行が示され、「すぐに決着はつきませんが、後手優勢でしょう」と深浦九段が話しました。
