2019年8月
2019年8月28日 (水)
大盤解説会場へ
終局直後
■勝った豊島将之王位のインタビュー■
── 一局を振り返って。
豊島 序盤は前例のある将棋で、封じ手のあたりは難しくて分からないままでした。
── 2日目の進行は?
豊島 途中でもう少し、いい順があったかもしれないですが、▲6八金(107手目)と上がるようでは1手渡す感じなので、おかしい気もしていました。
── 勝ちを意識したところは?
豊島 ▲4四銀(123手目)と取ったところでよくなったかなと思いました。
■敗れた木村一基九段のインタビュー■
── 一局を振り返って。
木村 やってみたかった作戦なのですが、空振ってしまった感じがしますね。結局、馬や成桂が残ってしまったので、失敗したような気もします。苦しい時間が多かったように思います。
第5局は豊島王位が制す
▲豊島-△木村戦は131手までで、豊島王位の勝ちとなりました。終局時間は17時16分で、消費時間は▲豊島6時間52分、△木村7時間14分。勝った豊島王位はシリーズ成績を3勝2敗として、初防衛まであと1勝としました。