2018年9月

2018年9月25日 (火)

17時からは検分が行われました。10 (先に菅井王位が対局室に)Photo_21 (豊島棋聖もすぐあとに入室。両者がそろったところで、すぐに検分が始められた)

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Photo_19(部屋の照明も確認。特に問題なかった)

Photo_20 (検分は10分ほどで終了した)

菅井竜也王位に豊島将之棋聖が挑戦する第59期王位戦七番勝負(主催・新聞三社連合)は、第6局まで両者一歩も譲らず菅井王位3勝、豊島棋聖3勝。
タイトルの懸かった注目の第7局は9月26・27日(水・木)東京都千代田区「都市センターホテル」で行われます。持ち時間は各8時間(2日制)。第7局の先後は改めて振り駒で決定されます。ここまで先手番が6連勝しているシリーズでもあり、振り駒の結果も要注目です。
立会人は塚田泰明九段、副立会人は阿久津主税八段。記録係は高橋佑二郎二段(加瀬純一七段門下)が務めます。

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Photo_11(外は雨、地面は濡れている)

中継は棋譜コメント入力を睡蓮、ブログを康太が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。

2018年9月11日 (火)

Dsc_0667(追いついた豊島棋聖)

Dsc_0695(追いつかれた菅井王位)

Dsc_0671(3勝3敗のフルセット。第7局が大注目だ)

Dsc_0553本局の中継は以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。第7局をお楽しみに。

 

Dsc_0584(165手、激闘の余韻が覚めやらない対局室)

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―― 本局を振り返って、穴熊の駒組みから飛車の成り合いのところは。

豊島 形勢はよくわからなかったのですが、難しいなと。

―― 封じ手のあたりは。

豊島 難しくてよくわからなかったです。

―― そのあと駒の剥がし合いになりましたが。

豊島 本譜は自信ある局面もあったのですが、ない局面も。自分の中でも形勢判断が揺れていました。

―― どのあたりでいけそうだと思いましたか。

豊島 ▲7二角と打っていったところで。かなり最後のほうですね。

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―― 本局、さばき合ったあたりはいかがでしたか。

菅井 封じ手の局面は手が広くて、よくわからないですね。

―― そのあと駒の剥がし合いになりましたが、終盤は。

菅井 △8二銀打(132手目)がよくなかったですね。うっかりというか、一気にダメにしてしまいました。

Dsc_0609(終局直後、報道陣がごった返す)

 

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▲豊島-△菅井戦は165手で豊島棋聖が勝ちました。終局時刻は16時31分。消費時間は▲豊島7時間48分、△菅井5時間12分。豊島棋聖が激戦を制してシリーズ成績を3勝3敗のタイとしました。最終第7局は9月26、27日(水、木)の両日に東京都千代田区「都市センターホテル」で行われます。