戦いながら穴熊 図は40手目△2二玉まで。菅井王位の工夫は銀交換してから穴熊に組み替えるというものでした。先手は手損していること、穴熊にするにしても1筋を突いていることで欲張った印象も受けます。豊島棋聖は穏やかに高美濃囲いを完成させました。先手は銀と歩を持ち駒にし、後手は盤上の金銀を6手動かしています。 (朝、駒を並べる菅井王位)