2018年7月
2018年7月 4日 (水)
豊田市とフォレスタヒルズ
愛知県北部の中央に位置する豊田市は人口約42万5千人(2018年6月1日現在)で、愛知県内では名古屋市に次いで2番目。中核市の指定を受けています。市内にはトヨタ自動車の本社、並びに7つの工場が立地しており、その他、自動車関連の部品工場など、自動車関連産業が市の根幹を支える産業となっており、企業城下町としても全国的に知られています。
対局が行われているホテルフォレスタは、株式会社トヨタアメニティが運営する総合リゾート施設フォレスタヒルズ内にあります。フォレスタヒルズには、ホテルの他、レストラン、ガーデンチャペル、宴会場、スポーツクラブ、ウォーターパークなどの各種施設が充実しており、年間を通じて多くの人がリゾートを満喫しています。
手つかずの自然ではなく、必要な手を入れることで人々の暮らしと共存できる里山の思想で整備された森だ。夏休みなど、季節ごとに様々な自然体験プログラムが実施されている。
対局再開
休憩中の対局室
1日目昼食休憩
開戦近し
図は11時20分過ぎの局面。
控室には将棋世界の観戦記を担当する今泉健司四段が来訪し、里見女流四冠と継ぎ盤を挟んで検討しています。
「現局面は両者とも想定していた展開だと思います。後手は、この先駒組みを続けても囲いに進展性がないので、基本的には早い戦いを目指すことになります。いま指された△7三桂では、△8六歩▲同歩と突き捨ててから△7三桂とする順も考えられました。それなら、確実に戦いに入ったと思います。現在は先手の手番ですが、ここで▲5四歩△同歩▲同飛とすれば戦いになります。以下△6五桂▲9五角△9四歩▲6四飛△同歩▲7三角成△5二飛が予想される進行の一例です」(今泉四段)