豊島八段が長考を返す 澤田六段が8筋の歩を交換し、飛車を下段に引き揚げました。対しては8筋に歩を打つだけでも▲8二歩、▲8四歩、▲8六歩など複数の選択肢があり、手の広い局面だったようです。豊島八段は42分の長考で▲8六歩と指しました。自玉の弱点を修復していちばん手堅い手だと見られています。 (豊島八段はようやく持ち時間の半分の2時間を使ったところ) (同じ頃、棋士室に里見咲紀女流初段が顔を出した)