竜が舞う (2日目の朝、気合の入った表情で入室する菅井七段) (対局開始40分前だが、瞑想して集中に入っている。これが菅井七段のスタイルだ) (傍に置かれた黒の信玄袋が、白の羽織をひときわ引き立たせる) (5分ほどして、ふと目を見開いた) (記録係に布を借りて、盤や駒台を磨く。これも菅井七段の対局前のルーティーンだ) (2つの駒台を磨き終えると、今度は盤を磨きはじめた) (去来する思いはなんだろうか) (王者の来訪を静かに待つ。いま、竜が舞う)