どこで変化するか 図の△4四角まで前例は2局。1号局は▲羽生善治三冠-△渡辺明竜王戦(A級順位戦・平成25年10月)、2号局は▲佐藤天彦八段-△阿久津主税八段戦(王座戦本戦・今年5月)だ。本局、副立会の阿久津八段は「6手目に手が代わると思います」と話す。阿久津八段の実戦は▲3六飛△8八歩▲7七桂△同桂成▲同金(参考図)に△8九歩成としていた。△8九歩成で阿久津八段は手を代えると見ているのだ。 (対局開始を見守った阿久津八段)