どこで変化するか 図の△4四角まで前例は2局。1号局は▲羽生善治三冠-△渡辺明竜王戦(A級順位戦・平成25年10月)、2号局は▲佐藤天彦八段-△阿久津主税八段戦(王座戦本戦・今年5月)だ。本局、副立会の阿久津八段は「6手目に手が代わると思います」と話す。阿久津八段の実戦は▲3六飛△8八歩▲7七桂△同桂成▲同金(参考図)に△8九歩成としていた。△8九歩成で阿久津八段は手を代えると見ているのだ。 (対局開始を見守った阿久津八段)
1日目 昼食休憩 ▲4八銀に羽生王位が46分使って1日目の昼食休憩に入った。消費時間は▲広瀬八段1時間1分、△羽生王位2時間10分。対局は13時30分に再開される。 1日目昼食の注文は羽生王位が握り寿司御膳(握り寿司9カン、茶碗蒸し、吸い物、フルーツ)。 広瀬八段の注文がちらし御膳(海鮮ちらし寿司、茶碗蒸し、吸い物、フルーツ)。
対局場 「六園荘」 (六園荘の東門) (正門はこちら) (正門をくぐる。六園荘は明治38年に建設されたといわれており、昭和29年には天皇、皇后両陛下がご宿泊された。その後も皇族のご宿所として使われる由緒ある建物。釧路市の来賓接待施設として活用されてきたが、平成24年太平洋建設工業が取得した)