1日目17時の対局室 (王位戦では連続静止画による対局室が見ることができる。広瀬八段が1時間46分の大長考で▲1六歩と端を突いた手に対し、羽生王位が1時間以上、長考している) 【連続静止画】http://live.shogi.or.jp/oui/camera/
米町公園へ (六園荘から徒歩で10分ほどの場所に米町公園はある) (米町公園にある石川啄木の歌碑。石川啄木は道内の函館、小樽、釧路などで働いていたこともある) (展望台から。釧路川河口と釧路港が奥に見える) (街灯はイカリの形)
本局の使用駒 (検分時に駒の撮影をお願いすると「こんな感じですか」と駒を並べてくれる屋敷九段) (地元愛棋家のかたが所蔵する駒を使っている。香月作の駒で書体は錦旗) (昼食休憩時の盤面。手前が先手の広瀬八段)
1日目 午後の控室 (色紙に揮毫する阿久津八段) (北海道出身で広瀬八段の兄弟子である野月浩貴七段が控室へ。野月七段は昨日、都内で公式戦を指していた) (阿久津八段はときおり色紙を書く手を止めて検討に加わる) (しばらくして屋敷九段は封筒の表書きを始めた。封じ手の準備だ)
羽生王位の新趣向 図は▲3六飛に対し△3三銀と上がったところ。この手が羽生王位の新趣向だ。「△3三銀は指しにくい手ですね。ひとまず後手の狙いは△2八歩です。先手は▲2二歩と打って△同銀なら1歩で1手を交換したことになります。△同金なら4三が薄くなるので、そこで何かあるかどうか。▲2四歩の垂らしもありそうですが、△同銀と取られてしまう可能性があります。いずれにしても広瀬さんは時間を使うでしょうね」と阿久津八段。 (新たな趣向を見せた羽生王位)