広瀬八段の山 1図は封じ手開封時の局面。横歩取りで始まった対局ですが、羽生王位がひねり飛車のように飛車を転換し、対抗形のような構図になりました。 2図は11時20分過ぎの局面。先手の広瀬八段は中央の位を角銀銀で支え、山のような陣形を築いています。先手は後手の動きに注意して、技をかけられないようにしなければなりません。後手もチャンスを逃すと手も足も出なくなる可能性があります。互いに神経を使う戦いになっています。