検分 対局室は離れ貴賓室の一室「観月」。検分は予定の16時45分よりも早く、16時40分ごろに始まりました。対局に使用する盤や駒、照明や空調の具合を、対局者が立ち会って確認します。福崎九段が「これビー玉のせたら転がるんちゃうかな」と気にしたのは、広瀬八段の駒台。見ると少し傾いています。「駒なら大丈夫かも」と言われましたが、あとで対応されることに決まりました。検分は和やかな雰囲気で進み、5分ほどで終了しました。