18時20分頃の控室 内藤九段が検討に加わりました。検討中に先手玉が詰む方向に逃げた際、複数の詰み筋が発見されて「余詰め」といった言葉も飛び交いました。余詰めとは詰め将棋において作意手順と異なる手順でも詰む不備のことで、その詰め将棋は不完全作となります。内藤九段は詰め将棋作家としても大家ですが、船江五段も詰め将棋作家として既に実績を挙げています。そのうち船江五段がきっぱりと「詰まないので先手勝ちだと思います」と発しました。