2014年7月

2014年7月 8日 (火)

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15時30分ごろ、羽生王位は▲9六歩とこのタイミングで端を突き返しました。

飯島七段は、「▲9六歩ですか、極端に前例は減りましたがある手です。以下△7三角▲2六銀△4五歩▲3七桂△4四銀という進行でしょうか。後手から△9五歩と端をとられるのを気にしたということはあまりないので、間合いを測って相手の出方を見たというのが一般的な考え方だと思います。やはり結果的に▲2六銀~▲3五歩や▲3七桂の仕掛けに戻ると思います」と解説します。

(野辺)

昨日、能登空港から対局場にむかう前に、

輪島の誇る絶景・白米千枚田を訪れました。

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(海に向かって小さな田んぼが千枚以上連なっている。「狭い田」から転じたという説も)

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(野辺)

本局は日本将棋連盟モバイルのTwitterで、飯島栄治七段が解説をしています。

将棋の解説だけでなく、例えば35手目には木村八段とのエピソードを語ってくれています。

飯島栄治七段>エピソード2、私の自宅対局室には木村八段の掛け軸と直筆扇子の百折不撓(ひゃくせつふとう)があります。掛け軸の左の名前の部分には一基としかなく、ここの上に王位 木村と付け足してもらえる日々を現在は待っている感じです。笑

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百折不撓とは、幾度の失敗にもめげず、くじけないで挑戦すること。

上の写真は飯島七段が自宅から送ってくださいました。

(野辺)