2014年5月

2014年5月12日 (月)

70手まで佐藤九段が制しました。

先手:及川拓馬
後手:佐藤康光

▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △3四歩
▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀
▲6八玉 △7二銀 ▲7七銀 △6四歩 ▲2七銀 △6三銀
▲2六銀 △1四歩 ▲3六歩 △4四銀 ▲3七銀 △3三金
▲7九玉 △9四歩 ▲9六歩 △1五歩 ▲4六銀 △4一玉
▲3七桂 △3一玉 ▲4八金 △5二金 ▲3五歩 △同 歩
▲4五桂 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩
▲2九飛 △4二金右 ▲3四角 △2二玉 ▲1六歩 △5四銀
▲8八玉 △6三角 ▲3三歩 △同 桂 ▲同桂成 △同金右
▲5六角 △1六歩 ▲6六歩 △3四桂 ▲3七金 △1七歩成
▲2六桂 △4六桂 ▲同 金 △1八歩 ▲2五桂 △2四金
▲3四桂 △1二玉 ▲6五歩 △同 歩
まで70手で後手の勝ち

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Dsc_0172隣の▲藤井九段-△木村八段戦が対局中のため、感想戦は別室にて行われる。

(吟)

先手:行方尚史八段
後手:千田翔太四段
消費時間:▲3時間56分△3時間14分
▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △9四歩
▲9六歩 △3四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角
▲5八玉 △4一玉 ▲3六歩 △4二銀 ▲3七桂 △2三歩
▲3八銀 △8二飛 ▲7七桂 △4四歩 ▲3五飛 △7二銀
▲8五飛 △8三銀 ▲4六歩 △5二金 ▲8六飛 △3一玉
▲7五歩 △8四歩 ▲4五歩 △6四歩 ▲3五歩 △7二銀
▲3四歩 △2二角 ▲4四歩 △6三銀 ▲4七銀 △5四銀
▲9五歩 △同 歩 ▲9二歩 △同 香 ▲9三歩 △同 香
▲9二歩 △8五歩 ▲同 飛 △同 飛 ▲同 桂 △4六歩
▲同 銀 △2六飛 ▲8二飛 △5一金(図)

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先手十分と言われていた中盤戦から、9筋の動きが疑問で「後手有望」との評価に。行方八段は残り時間が少ないことも苦しい。

__kifu_for_windows_pro_v6_60__txt84図は△4八竜と入って△5九竜の詰めろを掛けた局面。「▲6六金と桂をはずして△8七金には▲6八角と受けて後手の攻めが細いですね」と対局を終えた広瀬八段が話す。「▲6六金は△8六歩がありますね。なので、ここで▲6八玉と立ちますね。それで先手がいいですね」と発言を修正した。先手からは▲4五飛と回る攻めが厳しい。

(吟)

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▲豊島-△森内戦は、駒得の森内竜王・名人よしと見られている。棋聖戦に続くさらなるタイトル戦挑戦への道程となるか。

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(控室には島朗九段=奥の姿も。角換わりの▲渡辺明-△森下戦を振り返っている。島九段といえば、『角換わり腰掛け銀研究』が名著として知られる)

(文)