（宿泊先の徳島グランヴィリオホテル内「龍殿」にて関係者のみの夕食会が開かれた）

（関係者に好評だったのはデザートの生姜豆腐のムース）

夕食会で供されたお料理の一部をご紹介致しました。

（吟）

立会人の小林健二九段、副立会人（大盤解説会担当）の武市三郎六段、大盤解説会の聞き手を務める室田伊緒女流初段に封じ手予想を聞きました。

小林健九段「▲４八飛と▲３四歩の２択ですが▲４八飛が本命です。羽生さんは分かりやすいところで封じ手にしますから。▲４八飛△４四歩と進めてから封じ手にすると手が難しくなります」
武市六段「▲４八飛の方が含みが広いですかね。▲３四歩△同銀▲４八飛と進めると、後手に含みが多くなりそうです」
室田女流初段「私も▲４八飛だと思います」

と３人の意見は一致しました。Twitter解説の窪田義行六段は▲３四歩と予想しました。
▲４八飛は４六歩を守る手。▲３四歩は当たりになっている歩を取る手。どちらも自然な発想の指し手で、いずれかが羽生王位の封じ手と考えられます。
（銀杏）

（羽生王位から封じ手を渡され割り印のサインをする行方八段）

（羽生王位が立会人の小林九段に封じ手を渡す）

（羽生王位は中庭を眺めながら対局室を出る）

（続いて行方八段も対局室をあとにした）

（吟）

（羽生王位が封じ手を行っている間、対局室で待つ行方八段）

（羽生王位は自室へ戻って封じ手を行っている）

（吟）

図の32手目△６四角の局面で18時になりました。羽生王位は次の手を決めていたようで、すぐに封じ手の意思表示をしました。１日目の消費時間は▲羽生３時間59分、△行方３時間42分。
これで１日目は終了。明日の９時ごろに封じ手が開封され、２日目の戦いが行われます。（銀杏）

（17時30分を回ったが外はまだ明るい）

（吟）