大雪山はアイヌ語でカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と呼ばれてきた。大雪山公園に属する黒岳は山頂の標高が1984メートル、緯度が高く年平均気温はマイナス3.8度ほど。植生はアラスカの中北部と同じだ。四季それぞれで違った景色があり、春は日本一遅咲きのチシマザクラをはじめとした花々、夏は雲海、秋は紅葉、冬はダイヤモンド・樹氷といった雪と氷の世界を楽しむことができる。
高山帯に生息しているナキウサギとエゾシマリスは黒岳のマスコットキャラクターにもなっている。ロープウェイのゴンドラはキャラクターのイラストが描かれた「なっきー号」と「しーま号」。
(写真は29日撮影)
(しーま号とすれ違う)
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