開始前(1) (主役の登場を待つ盤・駒。本局で使用される駒は関西将棋会館から持ち込まれたもの。対局者の手足となって、数々のタイトル戦で棋譜を紡いできた) (左から日本将棋連盟常務理事の東和男七段、立会人の井上九段。井上九段は有馬で初めて王位戦が行われた第23期王位戦七番勝負第2局で記録係を務めていたそうだ。前夜祭では「私はそのとき二段でしたが、記録を採って調子が上がったのかそのあとすぐに四段に昇段できました」と当時の思い出を語っていた) (副立会人の小阪昇七段。小阪七段は(故)藤内金吾八段門下で、井上九段の師匠である若松政和七段とは同門の兄弟弟子になる。井上九段は親族でいう「甥」の関係にあたる) (若葉)