16時30分、対局室の検分が行われました。
中の坊瑞苑で王位戦が開催されるのは32期連続、32回目になります。最初に王位戦の舞台となったのは、第23期(1982年)七番勝負第2局▲中原誠王位-△内藤國雄九段戦(肩書きは当時)でした。
王位通算14期の羽生王位にとって、中の坊瑞苑は慣れ親しんだ対局場です。盤・駒や照明、空調に特に問題はなく、検分は5分ほどで終了しました。
(対局場を確認する両対局者と関係者)
(羽生王位)
(行方八段。リラックスした表情だ。第1局を終えてタイトル戦の舞台にも慣れてきたことだろう)
(立会人を務める井上九段と小阪七段。
対局者の到着を待つ間、窓の外では雷が鳴り始めた。23・24日はあまり天候が優れないようだ。
「帰り、よかったら送っていきましょか?」(車で有馬入りしている井上九段)
「うーん、大丈夫やで」(小阪七段)
「そんなに運転が心配ですか」(井上九段)
クスリと笑う羽生王位)
(若葉)
2013年7月22日 (月)