2日目朝 「これは羽生さんの字?」と田丸九段が尋ねている。対局日を書き忘れていて、記録係が気を利かせて書いたものを羽生王位が書いたものと思ったようだ。その日付に「平成」の文字がなかったため、封じ手の封筒の裏に書き込んでいた。 2日目、先に姿を現したのは行方八段。昨日はかけていなかった眼鏡をかけていた。 (文)