6度目の挑戦か、初挑戦か 本局に佐藤九段が勝てば、七番勝負を戦うのは6度目になる。初めての挑戦は1990年7月のこと。このときのタイトル在位者は谷川浩司王位のほかは羽生善治竜王、中原誠名人(名人・王座・棋聖)、南芳一棋王、米長邦雄王将という顔ぶれだった。一方、行方八段が勝てばこちらはタイトル初挑戦となる。 (文)