後手、主導権握る 18時ごろ、控室には佐藤天彦七段と佐々木慎六段、遠山雄亮五段が訪れて検討に加わっている。検討陣の見解を中村太六段が話してくれた。 「後手が攻めて、先手がどう受けるかという展開になっています。先手は攻めにひとつひとつ丁寧に対応していく必要がありますね」 主導権は後手にある。いい攻めがあれば、形勢は一気に傾くかもしれない。 (佐藤天七段=左と広瀬七段) (左から鈴木八段、中村太六段、佐々木慎六段) (文)