図の局面で18時、羽生二冠が1時間3分使って封じました。1日目までの消費時間は▲広瀬3時間25分、△羽生4時間14分。対局は明日13日(火)9時に再開いたします。
(八雲)
図の局面で18時、羽生二冠が1時間3分使って封じました。1日目までの消費時間は▲広瀬3時間25分、△羽生4時間14分。対局は明日13日(火)9時に再開いたします。
(八雲)
過去の王位戦七番勝負で最終局までもつれた戦いは12回あります。
戦績は先手6勝、後手6勝とまったくの五分。
【最終局までもつれた過去の王位戦】(敬称略)
第12期(1971年)大山康晴4-3中原 誠 最終局後手勝ち
第20期(1979年)米長邦雄4-3中原 誠 最終局先手勝ち
第22期(1981年)中原 誠4-3大山康晴 最終局後手勝ち
第25期(1984年)加藤一二三4-3高橋道雄 最終局先手勝ち
第29期(1988年)森 雞二4-3谷川浩司 最終局先手勝ち
第31期(1990年)谷川浩司4-3佐藤康光 最終局後手勝ち
第35期(1994年)羽生善治4-3郷田真隆 最終局先手勝ち
第41期(2000年)羽生善治4-3谷川浩司 最終局後手勝ち
第46期(2005年)羽生善治4-3佐藤康光 最終局後手勝ち
第48期(2007年)深浦康市4-3羽生善治 最終局先手勝ち
第49期(2008年)深浦康市4-3羽生善治 最終局後手勝ち
第50期(2009年)深浦康市4-3木村一基 最終局先手勝ち
(八雲)
16時過ぎ、羽生二冠は1時間25分の長考で△7四歩を着手しました。消費時間は▲広瀬2時間30分、△羽生3時間11分。
「△7四歩自体は決めていた指し手でしょう。これだけ考えたということは、▲6五歩、▲9六歩、あるいは▲6五歩△4二銀のあと▲3八金や▲9八香など全ての考えられる変化に対して、詰む詰まないというところまで深く読んだということだと思います」(真田七段)
【Twitter解説】
西川和宏>(38手目)やはり△7四歩ですね。△7五歩▲同歩△7二飛の仕掛けを見ています。ここは▲6五歩の一手でしょう。先程の△7二飛に▲4五歩で反撃できます。決戦の時が近づいてきました!
(八雲)