9時05分、立会の森下九段により封じ手が開封され読み上げられました。広瀬王位の封じ手は▲3七桂。過去の実戦例4局と同じ選択でした。
【Twitter解説】
佐藤紳哉>おはようございます。佐藤紳哉です。昨日は”深夜A時”の相方の”A時”の解説でしたが”深夜”のほうもしっかりやっていきたいと思います。本日はよろしくおねがいします。
書き忘れました。王位戦の解説だけにおおいに頑張りたいと思います。
封じて予想は▲3七桂です。遊び桂の活用とともに数手後の▲2九飛を見せた味のいい一手です。
封じ手の局面、前例のある形ですがそれを考えずに真っさらな目で見ると先手持ちの形勢に見えます。広瀬王位は細かく突き詰めて研究するタイプではないので、この形なら実戦で考えればなんとかなると考えているのではないでしょうか。対して羽生二冠は自身の経験や、実戦例から後手もやれるとみているのでしょう。ここから一気に終盤に飛び込むであろうこれからの展開とても楽しみです。
(八雲)