2011年8月24日 (水)

佐藤和俊五段が見た1日目

2011082341

【twitter解説】佐藤和俊五段
1日目の流れですが、振り飛車穴熊は私も可能性が一番高い戦形だと予想していました。振り穴も先手後手の差は大きいですがただ先手でもその利を生かして良くしにいく戦法ではないので後手番の方が気楽に指せる意味もあります。
1日目で印象残った手は羽生二冠の41手目▲1六歩です。▲2四歩からの仕掛けの際に▲1七桂の余地を作った手ですがこの形での新手筋だと思います。ただ成功したかは微妙で封じ手の局面は後手番の振り穴なら後手もまあまあの分かれに思います。

(烏)