2011年8月

2011年8月22日 (月)

Kaisetsu5205

■日時 8月24日 15時から(受け付けは会場で14時から)
■場所 祥雲閣(徳島市沖浜東1)
入場料 一般2,000円、学生1,000円(飲み物付き)
■定員 100名
■解説 武市三郎六段、聞き手 清水市代女流六段
■主催 徳島新聞社
※時間など変更になる場合がございますので、ご了解ください。

(烏)

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 なかなか対局者を前にして見どころを話すということはないので、やりにくくてしょうがないんですけど(笑)。
 明日は第5局、2勝2敗で非常に注目されると一局になると思います。前期、この場所で千日手になり、続く第6局も千日手になりました。さきほど対局規定を確認しまして、それまでは指し直しの持ち時間が2時間だったのですが、それが今期は1時間になりまして、よっぽど新聞社さんが懲りたのかなと(場内・笑)。
 広瀬さんは体力がないのでと言いながら、虎視眈々と千日手を狙っているのではないかなと思うんですけどね。とにかく千日手でも僕はかまわない、何局でもこの両者の対局は見てみたい。
 私は野球が好きなんですが、ピッチャーでいえば、そろそろお二人ともウイニングショットを出してくるのではないかなと思っています。それを期待しながら明日から見ていきたいと思います。
 みなさんもお忙しいとは思いますが、ぜひ大盤解説会に来て頂ければと思っています。

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 王位戦では全国各地を転戦していくわけですが、第5局は徳島で行われるのが毎年の定番となっています。今年は対局者として3年ぶりに「渭水苑」の方に参りました。雰囲気はまったく変わっておらず、同じ場所でまた対局ができるんだなぁという感慨を持ちました。
 前夜祭の会場(祥雲閣)でいつも大盤解説会が行われているのですが、リニューアルされて洋間になって、少しびっくりしました。変わってないようで変わった部分もあるのだなと思いました。
 若い広瀬さんに挑戦するということで思い切ってぶつかっていければいいなと。またこちらの地元の方は熱心な方が多いので、そういった方を感嘆させられるよう全力を尽くしたいと思っております。

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 私は徳島に昨年、挑戦者としてまいりまして、対局場も同じ「渭水苑」。副立会人も徳島出身の武市六段、記録係の吉田四段と同じメンバーですが、昨年は千日手指し直しとなって深夜の1時過ぎと記憶しています。いろんな方から反響もありました。新聞社の方々に少し嫌な顔をされてしまいました(笑)。
 また私は体力に自信がないこともありますので、今年は早く決着をつけるようにしたいと思います。
 昨年と状況は似ているのですが、2勝2敗と対戦相手の羽生二冠、だんだん調子を上げているいう印象もありますので、ここからあらためて三番勝負。シリーズも後半に入りましたので、みなさまに良い将棋がお見せできるよう頑張りたいと思っています。