昼食休憩に入る。再開は13時30分より 12時30分、図の局面で昼食休憩に入った。ここまでの消費時間は広瀬1時間17分、羽生2時間3分。対局は13時30分から再開される。 (昼食休憩までの棋譜。休憩前の羽生二冠の考慮時間が16分とわかる) (文)
ゆっくりと進む 11時40分頃、広瀬王位は▲4八金と上がった。ここまででまだ15手目。局面はゆっくりと進んでいる。控室では▲3八金~▲4八銀と「金美濃」に組む順が有力だと思われていたため、やや意外という印象だ。継ぎ盤では塚田九段、飯島七段が検討している。茫洋とした局面に「なんだかよくわからないねえ」と塚田九段がぼやく。飯島七段は「逆に(左右反転)すればわかりやすくなりませんかね」と考えている。相振り飛車の将棋を形勢判断する際に、盤面を左右反転させて相居飛車の価値観を輸入するのは隠れた常套手段である。 (検討中の飯島七段(左)、塚田九段(右)) (文)