定刻となった。立会人の内藤九段が対局開始を告げた。
広瀬はやや時間を置き、気息を整えてから▲７六歩。
第２局が静かに始まった。

（初手を指す広瀬王位。気合十分の表情）

（若葉）

おはようございます。
第52期王位戦七番勝負第２局は本日９時に対局が開始されます。

今日の有馬は曇りがちな天候となっていますが、雲の隙間からは強い日差しが照りつけています。
朝から元気のいいセミの声も聞こえます。

（若葉）

（若葉）

18時より、関係者のみの夕食会が催された。
会は両対局者を囲んで和やかな雰囲気の中で行われた。

（若葉）

検分の後、両対局者の記念撮影が行われた。
ともにリラックスした表情を見せている。

（ファンにサインを求められ、快く応じる場面も）

（若葉）

中の坊瑞苑は広瀬、羽生ともによく知っている対局場。
検分は10分ほどで終了した。
この後、18時から関係者だけの夕食会が開かれる予定となっている。

（駒の感触を確かめる両者。和やかな雰囲気の中で検分は進んだ）

（広瀬王位）

（羽生二冠。内藤九段の質問に笑顔を見せる場面も。
　　内藤九段 「盤からそんなに離れて座られていましたか？」
　　羽生二冠 「ええ、最近はだいたいこれぐらいですね」
　　内藤九段 「じゃあだんだんと離れて座るようになってきたのかな」）

（若葉）