16時30分頃の局面 深浦が▲4三とと寄った局面。 「相穴熊で1番いけないのは同じような形で少し悪いと言うのがまずいパターンですね。この将棋は互いに主張点が違います。先手はと金攻め、後手は馬を作っての攻めです」(先崎八段) ここで△5四飛に「▲1一と△5七歩成▲同角△同飛成▲5八香△4八竜▲5三香成。先手が食いつきに成功しているのかどうか、穴熊感覚が問われます。次に▲6二成香△同金▲3二飛成の攻めがあり、振りほどくのは難しいようにも見えます」(金井五段) (吟)
16時過ぎの局面 「△5六歩まで進みました。ここで▲3三歩成なら互いに我が道を行く攻め合いになります。1日目から激しくなりました」(金井五段)。金井五段が指摘の通り、▲3三歩成が着手された。1日目の16時過ぎで55手目まで進行し、すでに穏やかではない局面を迎えている (吟)
15時15分頃の控え室 控え室にあるモニター。△1九角成と広瀬が馬を作って香を取った局面。 「△1九角成に▲3七桂ではなく▲2二歩は以下△2九馬 ▲2一歩成△4七馬▲7九金寄のような展開でしょうか。 先手としては、一回△47馬を利かされるのが少し嫌な感じです」(金井五段)。 立会人の加藤九段と副立会人の先崎八段が並んで検討 石橋女流四段も検討に余念がない 控え室では▲3七桂が最善手と言われていたが、モニターに▲2二歩が映し出された (吟)
1日目 午後のおやつ 深浦が午後のおやつ(15時)に注文したのは、フルーツ盛り合わせ・モンブランケーキ・ホットレモンティ 広瀬が午後のおやつ(15時)に注文したのは、フルーツ盛り合わせ・レアチーズケーキ・アイスミルクティー (吟)