深浦康市王位に広瀬章人六段が挑戦する、第51期王位戦第４局は11日18時36分、135手で深浦王位の勝ちとなりました。消費時間は深浦７時間37分、広瀬７時間59分。この結果、七番勝負の成績はともに２勝２敗となりました。第５局は8月24・25日、徳島県徳島市「渭水苑」にて行われます。


（広瀬六段が投了する瞬間が対局者カメラに映った）

図の▲５三銀成で深浦が勝勢の局面。飛車を攻めつつ、
桂が補充できる格好となった

（吟）

（深浦王位）

（広瀬六段）

▲２一とに広瀬は残り少ない持ち時間の中から10分近く
割いて△３九飛成と敵陣深く飛び込んでいった。

△３九飛成には▲４三角～▲６一角成でしょう。▲６一角成
では▲６五角成も有力です」（金井五段）

（吟）

加藤九段の検討を地元の子供たちも食い入る
ように見つめている

（吟）

△３一飛と広瀬が飛車を打って受けた局面

盤上に鋭い視線をとばす深浦。広瀬は△３一飛を
着手して席をはずしている
（連続静止画より）

（吟）