先手良しか 図は53手目▲7五桂の局面。時刻は17時を過ぎました。検討陣の見解は先手やれそう。▲7五桂以下は△7二銀上▲6三桂成△同銀▲7五桂△5七歩▲6三桂成△同玉▲6五龍△6四香▲5四龍△同玉▲5七金△7七桂(参考図)が予想されています。 (対局開始前の羽生名人)
ねじり合い 38手目△7四銀以降、ねじり合いが続いています。直線的に進めば、すぐに詰む詰まないの変化が出てくる状況で、両者1手1手に時間を使って指し進めています。消費時間は戸辺六段のほうが多く使っており、残りは1時間程度です。 (将棋会館のアジサイ)
昼食休憩中の対局室 昼食休憩中は対局中の棋士が、ほかの対局の様子を見に行くことがあります。 (12時15分ごろ、石田和雄九段は振り飛車側から盤面をジッと見据えていた) (石田九段が退室後に上野裕和五段が特別対局室へ。棋譜を見て「すごいなぁ」と小さくつぶやいていた)