2020年1月19日 (日)

里見名人が優勢か

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前前エントリの図から▲3六同歩△同銀に▲4九玉と引き、△5五角▲4六歩△1六歩と進みました。控室はにわかにざわめき、形勢に大きな差がついたといわれるようになりました。▲1六同歩△1八歩に(1)▲同香△1七歩▲同香△同桂成▲同桂△4七香、(2)▲5六銀△2二角▲1八香△1七歩▲同香△同桂成▲同桂△5四香が検討されて、どちらも後手が勝ち筋のようです。どちらも、6六歩が大きなプレッシャーとなって、先手の対応を難しくしています。

戻って▲4九玉はよくなかったのではないかと話されています。

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(里見女流名人が優勢を築いたようだ)

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(谷口女流三段が耐えるには、控室の検討を上回らないといけない)

(独楽)

開化亭周辺(2)

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Dsc_6844(対局場周りの窓から見える景色)

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(独楽)

中盤戦

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15時30分頃、里見女流名人は△3六歩。これはかなり攻撃的な手で、▲3六同歩△同銀▲3七歩には、△同桂成など食い破っていく狙いと思われます。以下▲同桂△同銀成▲同銀△4五桂が進行の一例で、後手が駒損ながら、攻めていく展開です。

後手は6六歩を取られる前に手を作りたいところでした。すでに中盤戦といえるでしょう。激しい攻めなので、一気に終盤戦になだれ込むかもしれません。

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(里見女流名人は34分で決断して、△3六歩とした)

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(谷口女流三段はどのように応じていくか)

(独楽)

対局場の周辺(1)

対局場周辺の写真です。昨日の雪の舞う昨日とは打って変わって、本日は快晴。雪が溶けてきていました。

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884_800(ここまでが本日撮影の写真)

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(昨日、同じ場所を撮影した写真)

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(独楽)

大盤解説は盛況

13時30分から、大盤解説が始まっています。

戸辺誠七段、加藤桃子女流三段によって、軽快で笑いの多い解説が行われていました。

876_800(解説中の戸辺誠七段(上)と聞き手の加藤桃子女流三段(下))

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(独楽)

午後のおやつはなし

前述の通り、午後のおやつは注文なしでした。

(独楽)

14時頃の局面

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14時頃の局面です。飛車交換して打ち合う手順で、穏やかな進行に戻りました。

直前に後手の飛車を追っての千日手もあるかもと心配されていましたが、谷口女流三段は別の手を指しました。

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(谷口女流三段)

(独楽)

新作!”Okada Museum Chocolate『波と富士』”

今年の1月末から新発売となる岡田美術館の新作チョコレート『波と富士』。葛飾北斎生誕260年を記念して作られたものです。さっそく、加藤桃子女流三段と安食総子女流初段が大盤解説会が始まる直前に食してみました。

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どれにしようかなぁ~、と悩む加藤女流三段と安食女流初段。長考の末二人が選んだのは・・・。

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安食女流初段は、「葛飾北斎 冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の「胡桃×メイプルシュガー」

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加藤女流三段は、同じく「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」から「ブドウ×ゴルゴンゾーラチーズ」

二人とも、「とても風味があっておいしかったです!解説会の前にこれで英気を養うことができました!」と大満足で大喜びの様子!

ぜひ、ご覧の皆様もぜひ、お買い求めください。

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