図は▲6五銀とバックしたところ。臨時大盤解説会の佐藤康九段が「ええ~、本当ですか」と驚きます。△8七香成と入玉を目指す手が見えていますが、それには▲6四桂と跳ねるのが好手。「なるほどー、この手順は見えませんでした。もう手が当たりません、青野先生かわってください」と佐藤康九段は嘆きます。
どんどん進んで現在は121手目の局面まで。
(野辺)
大盤解説会場は谷川治恵女流五段と青野照市九段にバトンタッチ
臨時大盤解説会場は相川女流2級と高群女流三段
▲6五銀には△7三玉と落ちるということでしょうか。ここに来てついに大平五段の形勢判断は後手やや有利にふれました。「危ない形ですが、ここを凌げば後手が勝ちそう。今のところ寄せは分かりません」と大平五段。
中村女流二段の辛抱が実ったのでしょうか。
大盤解説会で次の一手が出された局面。大平五段は▲8五桂と勝負するか、じっと角を引く手をあげていましたが……。
里見女流名人が指したのは▲7五歩でした。大平五段は「次に▲6六歩の狙いですが、どうでしょうか?」と疑問を呈します。形勢は互角に戻ったと判断しています。
両者ともに指し手が早く、上図からどんどん進んでいます。
▲4六飛か▲6六飛が予想されていたところ、里見女流名人は▲5六飛と真ん中へ飛車を逃げました。この手がやや疑問だったようで、△6五銀▲4六飛△5四歩と進んで現局面。
図から▲7七角に△7六歩や△8七香成と角を追って、△4四歩から先手の飛車をいじめにいく展開が予想されています。
真田七段は「一時はどうなるものかと思ったけど、後手にも主張点が出てきました」と話します。
里見女流名人はショートケーキとカフェオレ
中村女流二段は抹茶ムースと紅茶。ケーキはどちらも午前と同じローゼン洋菓子店のもの
14時ごろの局面。残り時間は▲里見1時間34分、△中村59分。中村女流二段は残り1時間を切った。
図から▲7三同香成△同桂▲7四歩△8四銀と桂損で辛抱するのが最善では、と大平五段は解説する。
解説は佐藤康九段、聞き手は矢内女流四段
こちらは臨時大盤解説会。解説は真田七段
最新局面を追いながら解説・検討をしている。真田七段は「先手良し」の見解