第46期五番勝負第2局 Feed

2020年1月25日 (土)

前夜祭(4)

12_2 (両対局者が挨拶。まずは里見女流名人から)

13_2 (里見女流名人)
「今年も出雲市で女流名人戦を開催していただきまして、ありがとうございます。またこの場に対局者として来られることができて幸せに思いますし、地元の皆さまの声援は励みになります。明日は自分の力を出しきれるように一手一手考えて、集中して指したいと思います」

14_2 (続いて、谷口女流三段が挨拶した)
「皆さまから温かい声をかけていただいて、前夜祭を楽しく過ごさせていただいております。私が出雲に最後に来たのは確か7年前の女流名人戦。解説会の聞き手だったのですが、いつか対局者として来たいと思いました。今回実現して感慨深く思います。女流名人戦を盛り上げるためにも、私にとって明日は大事な一局となります。平常心で、これまでやってきたことを盤上に出すだけだと思っております。精いっぱい頑張ります」

15_2 (地元の小学生から花束を受け取る里見女流名人。このあと、谷口女流三段にも手渡された)

18 (花束のお礼として揮毫色紙を贈る谷口女流三段。里見女流名人からも贈られた)

19 (小学生たちの肩に両対局者が手を添えての記念撮影)

20 (両対局者と主催者代表による記念撮影。両対局者には長岡市長から、島根県ふるさと伝統工芸に指定されている出雲市の「出西釜(しゅっさいがま)」のモーニングカップが贈られた)

21 (ニューウェルシティ出雲のグループ企業であるLPCグループ・白神文樹会長からは、フルーツトマトの「出雲のきらめき」が両対局者に贈られた)

22 (贈呈後、前夜祭会場にも出雲のきらめきが出された)

(書き起こし:牛蒡記者。写真:潤)

(潤)

前夜祭(3)

前夜祭で出された料理を数点、紹介します。

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Photo_41 (出雲ぜんざいは、出雲ぜんざい学会の方々が直々に作られた)

(潤)

前夜祭(2)

Photo_31 (長岡秀人・出雲市長による挨拶)
「里見さんが初めて女流名人になった就位式で「里見さんが女流名人を防衛し続ける限り、出雲市で防衛戦を開催いたします」と公言して、今年で10年目になりました。谷口さんは、出雲はアウェイと感じられているかもしれませんが、我々は皆さまに「出雲に来てよかったな」と感じていただくことを目標にしています。里見さんの元気な顔を見られるのがうれしく、また、里見さんのおかげで、将棋を介して皆さまと出雲とのご縁ができる。このご縁をしっかりと守り続けていきたいというのが我々の思いであります」

Photo_32 (乾杯の発声を行う、原成充・日本将棋連盟島根県支部連合会会長)

Photo_33 (報道陣の注文に応え、グラスを合わせる両対局者)

10_3 (「出雲ぜんざい」に入った餅を箸でみせる両対局者)

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「ぜんざい」は出雲が発祥と言われています。 出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因しています。出雲地方では旧暦の10月に全国から神々が集まり、このとき出雲では「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が執り行われています。そのお祭りの折に振る舞われたのが「神在(じんざい)餅」です。その「じんざい」が、出雲弁で訛って「ずんざい」、さらには「ぜんざい」となって、京都に伝わったと言われています。(出雲ぜんざい学会のウェブページから引用)
【出雲ぜんざい学会】 http://www.1031-zenzai.com/

11_2 (歓談の半ばに、渡部稔・出雲ぜんざい学会による出雲ぜんざいについての解説が行われた)

(書き起こし:牛蒡記者。写真:潤)

(潤)

前夜祭(1)

前夜祭は「ニューウェルシティ出雲」で18時30分に開宴しました。

Photo_24 (18時30分、両対局者が拍手のなか入場。里見女流名人は地元、出雲への凱旋となる)

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両対局者が席に着くと、主催者挨拶が行われました。

Photo_28 (丸山伸一・報知新聞社代表取締役社長による挨拶)
「女流名人戦は1974年にスタートし、46期を迎えることができました。ファンの皆さまと関係者の皆さまのご支援の賜物と厚く感謝申し上げます。箱根の岡田美術館で行われました第1局では、前日から降り積もった雪を溶かすほど熱い戦いが繰り広げられ、里見女流名人が先勝しました。第2局も地元の声援を背に連勝するのか、あるいは谷口女流三段が悲願のタイトル獲得に向けて巻き返すのか。手に汗握る熱戦になることを期待しております」

Photo_29 (井上慶太・公益社団法人日本将棋連盟常務理事による挨拶)
「第1局は里見女流名人の快勝だったように思いますが、谷口女流三段の工夫も見られました。それが裏目に出た面もあったかもしれませんが、意欲的な指し回しが印象に残っています。第2局はお二人の持てる力を存分に発揮されて、好局になることを期待しております」

Photo_30 (井上常務理事の話に、子どもたちも拍手を行っていた)

(書き起こし:牛蒡記者。写真:潤)

(潤)

ねがい雛ミュージアム(2)

Photo_23 (谷口女流三段が何かを見つけたようだ)

10_2 (島根県観光キャラクターの「しまねっこ」だった)

11 (喜びのあまり、自身の携帯で写真を撮る谷口女流三段)

12 (その頃、里見女流名人は「ねがい雛のいわれ」の説明映像を見ていた)

14 (館内に貼られていたポスター)

13 (その横には女流名人戦第2局のポスターも貼られていた)

15 (店側の要望もあり、ポスターに両対局者がサインした)

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17 (ねがい雛ミュージアムの願いがひと足先に叶ったかもしれない)

このあと、18時30分から前夜祭が行われます。

(潤)

ねがい雛ミュージアム(1)

検分後、関係者は出雲大社近くの「ねがい雛ミュージアム」を訪ねました。

Photo_14 (「ねがい雛ミュージアム」。出雲大社から出て2分ほどのところにある)

Photo_15 (中に入ると、たくさんのねがい雛たちがつるされていた)

Photo_16 (このねがい雛で作られた「うさぎの恩返し」は昨年11月22日、世界一数の多い手作り人形としてギネスの世界記録として認定された)

Photo_18 (2回に分けて撮って、ようやく最上部を確認することができた)

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(潤)

検分(2)

Photo_8 (里見香奈女流名人)

Photo_9 (谷口由紀女流三段)

Photo_10 (立会人の福崎文吾九段が照明の明るさについて尋ねていた)

Photo_11 (協議の結果、対局開始直後に襖を入れることとなった)

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10 (検分は15分ほどで終了した)

(潤)

検分(1)

14時前、関係者は対局場に到着し、検分の準備が始められました。

Photo_2 (対局の行われる「出雲文化伝承館」)

Photo_3 (関係者が対局室となる「松籟亭」に入っていく)

Photo_4 (対局室。盤にはまだカバーが掛けられていた)

Photo_5 (14時前、里見香奈女流名人が上座に着いた)

 

Photo_7 (谷口由紀女流三段が下座に着き、検分が開始された)

(潤)

現地大盤解説会

第2局は現地で大盤解説会が行われます。詳細は以下の通りです。

場所:出雲文化伝承館 縁結び交流館(出雲市浜町520番地 
日時:1月26日(日)13時30分開始(開場13時)
解説:福崎文吾九段
聞き手:藤井奈々女流1級
料金:無料(事前申し込み不要)
定員:200人
問い合わせ先:女流名人戦出雲開催実行委員会事務局(出雲市文化スポーツ課内)
電話 0853-21-6514
【出雲市HP】
http://www.city.izumo.shimane.jp/www/contents/1544762699992/index.html

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(潤)

第2局は1月26日(日)に、出雲で

里見香奈女流名人に谷口由紀女流三段が挑む第46期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負は、里見女流名人が箱根対局に先勝して第2局を迎えました。
第2局は1月26日(日)に、島根県出雲市「出雲文化伝承館 松籟亭」で行われます。対局開始は9時。持ち時間は各3時間。第2局の先手番は里見女流名人。
立会人・現地大盤解説は福崎文吾九段、記録係は相川春香女流初段、大盤解説の聞き手は藤井奈々女流1級が務めます。

中継は棋譜コメント入力が牛蒡記者、ブログを潤が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。


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(潤)

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