序盤で駆け引きがありましたが、結局18手目△5二飛で里見倉敷藤花の中飛車となりました。以下は駒組み合戦。9時40分ごろには36手目△8三銀まで進みました)(銀杏)
(立会人の中村修九段。和服で登場。第1局の立会人、豊川孝弘七段も和服だった) (本局の記録係を務める上村亘二段。中村修九段門下)(銀杏)
(8時52分ごろ、先に里見倉敷藤花が入室。清水女流名人は8時56分ごろに入室。丁寧に靴をそろえた)(銀杏)
(駒を並べる清水女流名人(左)と目を閉じて対局を待つ里見倉敷藤花(右)(銀杏)
おはようございます。中継は文記者と銀杏が担当します。本日の野田市は晴れです。(銀杏)
(前夜祭の食事は立食ではなく、テーブルに料理が運ばれてくる形式。ここでは一部を紹介)(銀杏)
「里見さんがどのように清水さんにぶつかっていって、清水さんがどのように受け止めるかのやり取りが楽しみです。戦型は里見さんのゴキゲン中飛車ではないかと思います。清水さんは昔は近づきがたいと思っていましたが、気さくに話をされます。今日は「最近、忙しい?」と声をかけてくれました。里見さんは関西なので、あまり会う機会がないのですが、いつもニコニコしていますね。里見さんは今日家から来られ、その話をしていました」(銀杏)
「第1局は清水さんが空回ってしまった印象です。第2局の先手番で里見さんの振り飛車に急戦でいくか、持久戦でいくか興味があります。戦型予想は▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩で里見さんのゴキゲン中飛車が一番人気。それに対して清水さんがどう指すか。急戦かな。ゴキゲン中飛車から相穴熊にはならないでしょう。2枚銀のように、右銀を繰り出す将棋になりそうです」(銀杏)
(清水市代女流名人のあいさつ。「あたたかい前夜祭を開いていただき、ありがとうございます。挑戦者の里見さんは今をときめく、勢いのある若手。関根金次郎十三世名人に縁の深い場所で指せることは今回の対局はこれからの貴重な財産になると思います。明日は皆様に喜んでいたけるような、自分らしい、いい内容の将棋をつとめたい。報知新聞の将棋欄に注目を!) (里見香奈倉敷藤花のあいさつ。「盛大な前夜祭を開いていただき、ありがとうございます。野田は島根と似ていてのどかなところ、落ち着きました(笑)。明日は清水女流名人と戦えることはうれしいです。自分の力を精一杯出し切って、いつも通りに楽しんで指したいです)(銀杏)
(関根金次郎支部の山崎名誉支部長と須賀副支部長により、花束が贈呈された) (両対局者から根本・野田市長に色紙が贈呈された) (根本市長からは野田市のコミュニティバスである「まめバス」のチョロQが贈られた)(歌手の中山はるみさんが「男一代金次郎」を熱唱)(銀杏)