検分
両対局者は出雲入りしたあと、対局場に移動して「検分」を行いました。これは対局者が、実際に対局する部屋の環境を直接確認し、支障がないかを確認するための作業です。確認事項は使用する盤や駒の選定、照明の明るさ、室温、空調の音など多岐にわたります。対局室は集中力を維持し続ける場所です。最善のコンディションを整えるために、関係者は善処します。
昨年までとは違って、今年は立会人や記録係が座る位置が180度逆側に変わりました。畠山鎮八段がその旨を両対局者に告げ、検分が始まりました。盤駒、照明などに問題はありませんでしたが、崎原女流1級から「福間女流名人の駒台が見えづらい」という指摘を受け、記録机を対局者に近づける処置が施されました。両対局者が移動したあとも、畠山鎮八段は福間女流名人の使用する駒台に駒を置いて、崎原女流1級にチェックを促していました。




