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2016年1月30日 (土)

前夜祭(2)

Dsc_6899 (主催者挨拶 石尾伸・報知新聞社 執行役員ビジネス局長)
「女流名人戦は、今期より岡田美術館杯と名称を変えまして再スタートであります。第1局は箱根の岡田美術館のほうで開催させていただきました。そして第2局は出雲であります。両者、非常に熱い戦いをしていただきまして、1勝1敗のタイであります。明日の野田での開催は8年目になりますけれども、明日も熱い戦いをしていただけるものと、主催者として期待しております」

Dsc_6902 (主催者挨拶 青野照市・日本将棋連盟 専務理事)
「女流名人戦は42期になります。いちばん古くから主催していただいております。42年というのは、私の棋士になった人生と同じで、そういう意味では自分にとっても思い入れの深い棋戦であります。今期から岡田美術館杯という名称になりましたけれども、第1局を岡田美術館で開催させていただきまして、じっくり見させていただきました。岡田美術館にみなさまが集まっていただける契機になればと思っております」

Dsc_6909 (主催者挨拶 根本崇・野田市長)
「今回、最高の顔ぶれで、また1勝1敗というすばらしい戦いの続きを野田でやっていただける。本当に我々としても大歓迎をしたいというふうに思っている次第でございます。野田で8回目というお話がありましたが、まさに毎年みなさまに来ていただいております。本当にありがたいと思っております。また、その間ずっと、関根金次郎支部のみなさまに、本当にお世話になりました。みなさま方に、しっかりと支えていただかないと野田での対局はできないと思っております。本当にそういう意味では、それぞれのみなさま方に御礼申し上げたいと思っております。今回、関根金次郎没後70年記念事業ということでの、冠を付けさせていただいております。本当に我々としてはありがたいと思っております」

Dsc_6915 (特別協賛社挨拶 寺元晴一郎・岡田美術館副館長)
「岡田美術館は、特別協賛のユニバーサルエンターテインメントの運営のもとに、3年前の秋に神奈川県の箱根に開設いたしました。総敷地面積は約3万坪ございまして、5階建ての本格派美術館を目指しておるところでございます。美術館と将棋といいますと、何か違いを感じるところも最初はございましたが、文化というものを追いかける理念は共通でございます。そういう中で、今期から岡田美術館杯と名称を変更させていただきました。第1局では、遠くから観戦させていただきましたが、本当に静かな中の緊迫感とか緊張感を十分に感じる、美術館の名品を鑑賞するのと非常に似たものを感じました。どうぞ明日の対局がきらめきのあるものとなりますように、楽しみにさせていただきます」

(撮影:紋蛇 文字起こし:八雲)
(紋蛇)

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