岡田美術館杯女流名人戦中継ブログ

（一時はすぐ終局するとも言われていたが、検討すると先手もがんばりがいのある局面のようだ）

（湯原温泉街には小雪が舞っている）

（翔）

▲７六金（上図）のあと、里見女流名人は検討と同じく、▲７四歩と取り込んでいきました。

以下△８七金▲７三歩成△９二飛▲６五桂△５四金と進んでいます。

図で▲６三とと寄る手が検討されています。この展開は△６九飛と打ち込んでも▲９五角と逃げる形が残っており、８七金が残ってしまいます。控室では「急転直下です」と東和男七段が先手優勢と断じました。

（翔）

昼休明け、後手の清水女流六段が指しやすいと見られていました。里見女流名人は▲６六銀△２二角（上図）と角を追って５七の地点を緩和したあと、▲７五歩（下図）と動き、勝負を懸けました。

△８七銀▲同金△同歩成▲同飛△７六金（下図）と進みましたが、一連の後手の構想に控室では疑問の声が上がっています。飛車取りを放置して▲７四歩と勝負する順が検討されています。

（翔）

（13時から大盤解説会が始まっている。記者が会場に行くと、一観戦者として客席にいた伊原木知事がゲスト出演していたところだった）

（次の一手を予想する伊原木隆太・岡山県知事）

（次の一手賞品を紹介する福崎文吾九段と村田智穂女流二段）

（翔）

14時、おやつの時間です。里見女流名人は注文がなく、清水女流六段にケーキが出されました。

（清水女流六段に出されたケーキ）

（こちらは記録係の長谷川女流二段に出されたケーキ）

（控室でケーキを食べる福崎文吾九段）

（翔）

（東和男七段と伊藤明日香女流初段が控室で検討している）

（控室で検討に使用されている駒）

（翔）

（里見香奈女流名人）

（清水市代女流六段）

（記録係の長谷川優貴女流二段）

（清水女流六段はすぐに52手目を指さなかった）

（翔）

（朝は降っていなかった雪が降り始めた）

（清水市代女流六段が先に入室した）

（里見香奈女流名人も入室）

（翔）

図の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲里見59分、△清水１時間38分（持ち時間各３時間）。対局は13時に再開します。

（対局者の昼食は松花堂弁当）

（デザート付き）

（翔）

（エレベーターホールには小庭園風の飾り付けがされている）

（対局は４階で行われている。対局場、控室などに使われていて、対局中は関係者以外立ち入り禁止）

（翔）