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検分の最後に確認されたのが明日のおやつ。パティシエの佐藤いずみさんが実物を持って対局室を訪れる。すると隣室で揮毫の準備を進めていた里見女流名人が、手に筆を持ったまま対局室に戻ってきた。二人ともメニューを決め、検分。再び里見女流名人が揮毫に向かうと、上田女王は「記録係も検分を……」と皿を差し出した。室谷女流初段、戸惑う。
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