岡田美術館杯女流名人戦中継ブログ

（立会人、有吉道夫九段の読み筋を大石直嗣四段が動かす形で検討が進められている）

（2010年５月に引退した有吉九段。現役時代さながらの真剣な表情で読みを入れている）

（Twitter解説の大石四段は2009年にプロデビュー）

（翔）

[大石直嗣四段のTwitter解説より]

▲３五歩が見えますが、△４四飛▲２六角△３五歩▲３八飛△３四飛▲３五飛△同飛▲同角と単純に進めると△７八歩（参考図）の痛打があります。

そこで▲５五歩と先に突き捨てておく手が考えられます。▲５五歩△同歩▲３五歩△４四飛と進んだときに▲５五角（参考２図）と飛び出す狙いですね。他には▲６八銀と引き締める手や、▲７五歩と実戦的に位を取っておく手も考えられますね。

（対局開始前、席に着く里見香奈女流名人。駒箱は棋道師範の田畑壽修さん作で、昨年11月の第１期リコー杯女流王座戦第３局でも使われた）

（翔）

（今日14時からは関西将棋会館４階多目的ルームで内藤國雄九段による大盤解説会が行われる。午前中はレディースセミナーが開講されるため、会場の後ろ半分には盤駒が並べられている）

（対局開始直後）

（翔）

開始30分ほどで、駒組みがどんどん進んでいます。

Twitter解説の大石直嗣四段は「先手は▲７八金～▲６八銀や、▲７九金～▲５九角が考えられます」。大石四段は清水女流六段と公式戦で対戦したことがあり、里見女流名人とも練習将棋を指したことがあるそうです。

（翔）

（４手目△４四歩と指す里見女流名人の手が伸びる。記録係は室谷由紀女流初段）

（△４四歩と指した直後の里見女流名人）

（翔）

（盤側から話しかけられ、笑顔を見せる里見女流名人）

（清水市代女流六段も入室）

（駒を並べる里見女流名人）

（清水女流六段）

（翔）

（立会人の有吉道夫九段と、日本将棋連盟専務理事の谷川浩司九段）

（里見香奈女流名人が入室）

（翔）

９時に対局が始まりました。先手・清水女流六段の初手は▲２六歩。
里見女流名人は４手目△４四歩と角道を止め、四間に飛車を振りました。

（翔）

本局が行われている関西将棋会館では、14時から大盤解説会が予定されています。

【日時】 平成24年２月15日（水）　13:45受付開始　14:00開始～終局まで
【会場】 関西将棋会館　４F多目的ルーム
（JR環状線福島駅　JR東西線新福島駅　阪神福島駅下車）
【参加費】 1,500円　駒桜会員1,000円
【定員】 70名(当日受付先着)
【出演棋士】 内藤國雄九段
　
【問合せ先】 TEL　06-6451-7272（平日9：30～17：30）
公益社団法人　日本将棋連盟関西本部 総務・渉外部

関西将棋会館ウェブサイトより

（翔）

Twitter解説は大石直嗣四段。昨日はＣ級２組順位戦を戦い（vs佐藤紳哉六段）、勝って６勝３敗としました。
今日は控え室からTwitter解説をしていただきます。

（大石直嗣四段）

（翔）