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2012年1月14日 (土)

前夜祭(1)

18時半から行われた前夜祭の模様です。

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・報知新聞社 代表取締役社長
 岸 洋人
 「2年連続で私の地元である出雲で女流名人位戦を開催でき嬉しく思います。
  里見さんと清水さんは、ここ数年は宿命の対決といっていいと思います。最強
  の挑戦者と最強の名人の対決ということで、明日は期待に違わぬ好勝負となる
  でしょう。ぜひ会場に足をお運びいただきたいと思います」

268
・日本将棋連盟常務理事
 東 和男七段
 「挑戦者の清水さんはA級リーグを全勝と勢いに乗っています。それを里見さん
  がいかに迎え撃つか。里見さんは地元の声援を全身で受けることになります。
  清水さんにとってはつらい状況ですが、清水さんは全国にたくさんのファンが
  おられます。明日もきっと、声には出さないですが応援してくれるファンがい
  ることでしょう。
  女流棋界トップの清水さんと、それを追い上げている里見さんの戦いで、まさ
  に正念場の大一番です。みなさんの熱い声援をよろしくお願いします」

280
・出雲市長
 長岡 秀人
 「ちょうど一昨年前に宣言してから、ここ出雲で女流名人位戦を開催させていた
  だいています。主催、協賛、将棋関係者、そしてファンの皆さまに感謝してお
  ります。
  里見さんは『いまの私があるのは清水先生のおかげ』と言っていました。目標
  として立ちふさがっていただいて、それを乗り越えようとする。本当に師匠の
  ような存在なのだそうです。したがって、出雲の人間は清水先生に感謝こそす
  れ、敵対するようなことは決してありません(笑)。明日の素晴らしい対局を
  期待しています」


293
<特別協賛社あいさつ>
・(株)ユニバーサルエンターテインメント 広報・IR室 部長
 堀内 信之
 「弊社は、全ての人に夢を与え、そして楽しいと思っていただけたい、というコ
  ンセプトで事業を展開しております。女流名人位戦も長く協賛させていただい
  ております。
  昨今、若者はコミュニケーション能力が弱いと言われておりますが、人と人が
  向き合って行う将棋はコミュニケーション能力を高める1つの良いツールでは
  ないかと考えております。
  弊社はこれからもエンターテインメント事業を通じて日本を明るくし、経済の
  発展に寄与していけたらと考えています。これからも将棋を応援させていただ
  きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」

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<乾杯>
・日本将棋連盟島根県支部連合会 会長
 原 成充
 「先ほどからみなさん清水さんの心配をされていますが、見たところすでにファ
  ンがたくさんいらっしゃる。出雲はすでに3回目をということで、決してアウ
  ェーということはありません。明日は熱戦を期待しています」

(翔)

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