終局直後
「全体的には自信のない将棋でした。▲5四歩と
突かれたあたりがポイントだったと思います。(防
衛がかかる第3局について聞かれ)少しだけ時間
があるので、それまでにしっかり出来ることはやっ
て、臨みたいと思います」(里見女流名人)。
「ずっと指しやすく終盤までいったと思うのですが、
終盤で踏み込みを欠いて少し躊躇しているうちに
おかしくしてしまいました。その決断の甘さが残念
です。時間がなくなる前にもう少し良くしなければ
ならなかったですね。決め手を探し損ねてしまった
のが、もったいないと思います。(第3局について聞
かれ)間が少しあきますので、他の対局もつきます
ので、そういった意味では気分を変えて、初めての
対局場なので楽しみにして行きたいと思います」
(清水女流六段)。
主催紙の報知新聞社へコメントを残した両対局者
はファンの待つ大盤解説会場へ向かった。
(吟)