第59期王位戦七番勝負第6局 Feed

2018年9月11日 (火)

Dsc_0667(追いついた豊島棋聖)

Dsc_0695(追いつかれた菅井王位)

Dsc_0671(3勝3敗のフルセット。第7局が大注目だ)

Dsc_0553本局の中継は以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。第7局をお楽しみに。

 

Dsc_0584(165手、激闘の余韻が覚めやらない対局室)

Dsc_0594

―― 本局を振り返って、穴熊の駒組みから飛車の成り合いのところは。

豊島 形勢はよくわからなかったのですが、難しいなと。

―― 封じ手のあたりは。

豊島 難しくてよくわからなかったです。

―― そのあと駒の剥がし合いになりましたが。

豊島 本譜は自信ある局面もあったのですが、ない局面も。自分の中でも形勢判断が揺れていました。

―― どのあたりでいけそうだと思いましたか。

豊島 ▲7二角と打っていったところで。かなり最後のほうですね。

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―― 本局、さばき合ったあたりはいかがでしたか。

菅井 封じ手の局面は手が広くて、よくわからないですね。

―― そのあと駒の剥がし合いになりましたが、終盤は。

菅井 △8二銀打(132手目)がよくなかったですね。うっかりというか、一気にダメにしてしまいました。

Dsc_0609(終局直後、報道陣がごった返す)

 

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▲豊島-△菅井戦は165手で豊島棋聖が勝ちました。終局時刻は16時31分。消費時間は▲豊島7時間48分、△菅井5時間12分。豊島棋聖が激戦を制してシリーズ成績を3勝3敗のタイとしました。最終第7局は9月26、27日(水、木)の両日に東京都千代田区「都市センターホテル」で行われます。

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図は△8三銀左上とした局面。先崎九段は▲9五桂と打って、先手が優勢と見ています。「銀が1枚では、先手玉に詰めろが掛からず、後手玉に2手スキで迫っていけばいい」と理由を話しています。先手は角2枚が受けによく利いています。

Dsc_0491(勝てば3勝3勝のタイになる。豊島棋聖は最終局に持ち込めるか)