第55期王位戦七番勝負第6局 Feed

2014年9月11日 (木)

本局を観戦くださりありがとうございました。第55期王位戦七番勝負第6局は木村八段が2勝目をあげて望みをつなぎました。
本局は北海道新聞・東京新聞・中日新聞・神戸新聞・徳島新聞・西日本新聞の各紙上において、11月2日より小池大志さんによる観戦記が掲載されます。詳しくはそちらも合わせてご覧ください。
第7局は9月24・25日に第6局と同じ、神奈川県秦野市「元湯 陣屋」で行われます。次局もお楽しみください。(銀杏)20140911_kifu (本局の棋譜)20140911_kanso6 (打ち上げまでの間に棋士が終盤を再検討したが、結論は出なかった)

インタビュー後、対局者は大盤解説会場へ向かい、あいさつしました。

20140911_ooban9

20140911_ooban10 (大盤解説会場へ向かう)

20140911_ooban11 (一局の感想を述べる木村八段)

木村八段「最後まで分かりませんでした。▲2三歩たたいたところは自信がなかったのですが、振りほどくのが難しかったような気がします。内容が難しくてよく分かりませんでした」

羽生王位「3筋から仕掛けましたが、あまりよくなかったですね。形が乱れましたので。最後はピッタリ負けだったんですかね。何かあると思いましたが、わかりませんでした」

(銀杏)

終局後にインタビューが行われました。

木村八段「難しくて分からなかったです。▲6三歩と打ったあたりは自信がなかった。自陣が弱いのでいいとは思っていませんでした。
ちょっと足りないかなと思っていたのですが、意外と難しかったのかもしれない。私もちょっとわかりません。食いつこうと思っていたので」

20140911_kimura10 (針の穴に糸を通すかのような攻めで勝った木村八段)

羽生王位「(△3五歩は)危ない手だったかもしれない。攻められて陣形が乱れてしまったので、問題があったかもしれない。指しても形勢の判断がつきかねる展開が続いていましたが、ちょっとまとめきれませんでしたね」

20140911_habu10 (敗れた羽生王位)

20140911_syuukyoku1 (終局直後の様子)
(銀杏)