2017年8月30日 (水)

Img_8312 感想戦終了後、両者は大盤解説会場に向かった。

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Img_8337 菅井新王位「△3二歩(56手目)を打って、しっかりしているので少し指しやすいかなと思いました。ただ、形勢判断は難しい将棋だなとも」

Img_8364 羽生前王位「△5六歩(60手目)が痛かったですね。ここから駒をすべてさばかれてしまったので」

Img_8370 満員のファンの前で対局を詳しく振り返った。

第58期王位戦七番勝負の中継は以上で終了いたします。ご観戦誠にありがとうございました。

Img_8115 終局直後、両者にインタビューが行われた。

Img_8147 菅井竜也新王位。

【菅井竜也新王位の談話】

――変わった出だしでしたが、序盤の作戦はいかがでしたか。
「一応、研究はしていたんですけど、想定していた局面とは違っていたかなと思います」

――中盤戦はいかがだったでしょうか。
「△5三銀あたりでは、ほかにも変化があったので難しいかなと思っていました」

――そのあと、駒をさばいて角を打ち込んだあたりはいかがでしたか。
「少し変調な気もしたのですが、よくわからなかったです」

――2日目の昼食休憩明けから終盤戦に入りました。
「少し指せそうかな、とは思っていました」

――勝ちを意識されたのは。
「本当に一番最後のあたりです」

――これでタイトルを奪取されました。シリーズを振り返っていかがでしたか。
「一応、研究していた形ができたので、それがよかったかなと」

――初タイトル獲得についての感想は。
「そうですね……ちょっといまはすぐにわからないです」

Img_8162 羽生王位はタイトルを失って、王座と棋聖の二冠に。

【羽生前王位の談話】

――序盤はいかがでしたか。
「あまり見たことがない形で、構想の作り方が難しかったですね。ちょっと封じ手のところで失敗してしまったと思っていたので、作戦の段階で問題があったかもしれません」

――中盤戦はいかがでしたか。
「ずっと自信がない展開でした」

――終盤はどうですか。
「そうですね、はっきり悪かったと思います」

――シリーズを振り返っていかがでしたか。
「内容も悪かったので、仕方がない結果かなと思っています」

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図の局面で羽生王位が投了しました。終局時刻は15時8分。消費時間は、▲羽生7時間32分、△菅井4時間27分。
菅井七段がシリーズを4勝1敗で制し、王位を奪取。初タイトルを獲得しました。