図は▲6一馬と飛車取りに寄った局面。これが好手だったようです。△7四飛には▲6五銀~▲5四歩があります。
本譜は△7一歩でしたが、▲7七桂△同銀不成で銀をそっぽにやり、さらに▲4五歩△5四金寄▲5五歩△6四金寄と金も追いやったあとに▲4四歩と突きました。
先手が好調な攻めを続けていると言われています。
(翔)
図は▲5四歩を取らずに△4三歩と受けた局面です。△5四同歩は▲4五銀とぶつけられるのが不満だったと見られています。
新聞解説の山崎隆之八段は、▲7三歩成と▲7七桂の2つの候補手を比較し「▲7三歩成は流れが速くなるので、▲7七桂とと金を払うのではないでしょうか」と話しています。ただ▲7七桂には△7四飛と走られる手が生じるのが気にかかるところです。
「先手先手で攻めているし、久保九段側がよくなりそうな局面です。でも検討を進めてみると、なかなか先手が自信のある局面になりません。うーん、この局面、何が正解なのでしょうね」と話しています。
(『将棋世界』誌取材の野間俊克・指導棋士六段の取材を受ける山崎八段)
(翔)
(フルーツ盛り合わせの前に座る山崎隆之八段)
(初手にマンゴーを選び、口にする。「おいしいに決まっているじゃないですか。ジューシーですね」)
シャインマスカット「甘い。おいしい。シャインマスカットってもっぱら贈答用で、自分ではめったに買わないのでうれしいです」
メロン「そりゃ、こういうホテルのメロンですよ? 甘くておいしいですよ」
いちご「ん。これは酸味がありますね! ほかのものが甘いのでほどよくおいしいです」
パイナップル「えっ、これは酸っぱいだろうと思っていたけど、甘いですよ! 全く酸っぱさがありません。ジュースみたい!」
ドラゴンフルーツ「以前いただいたことはありますが、味は覚えていなくて……。(パクッ)ああ、野菜です。新鮮なお野菜って甘みを感じるっていうじゃないですか。あの甘さです。目を閉じると甘い野菜です」
まとめ「手前にあったものがジューシーで甘みが強く、後ろにあるものがさっぱり系です。なるほど、前から食べたら後味がさっぱりして食べやすいのかもしれないですね」
(翔)
(本局の観戦記を担当する、詰将棋作家の若島正さん)
(若島さんの詰将棋作品集「盤上のフロンティア」。今年7月に発表された第32回将棋ペンクラブ大賞で技術部門の大賞を受賞した。行方尚史九段による巻末エッセイも必読)
(本日の日本経済新聞朝刊)
(池田将之さんによる▲大橋貴洸六段-△斎藤慎太郎八段戦が掲載されている)
(翔)