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鶴巻温泉駅から徒歩ですぐの場所には、延命地蔵が祀られています。約250年前に江戸の商人が米寿を記念して造立したものの、巨大すぎたために運搬を断念して路傍に放置されたところを周囲に住んでいた人々が供養するようになったという風聞が残されています。
(高さ3.3メートルと、かなりの大きさ)
(こちらは今年6月に鶴巻温泉駅前の広場に設置された延命地蔵のモニュメント)
(睡蓮)
図は15時30分過ぎの局面。先手の斎藤七段が角銀交換をいとわずに2筋から押し込んでいく展開になっています。先手が勢いよく攻めていますが、現局面では(1)△4三金、(2)△4三角、(3)△2八歩など後手も手段が多く、形勢はまだまだ難しいようです。
(斎藤七段)
15時過ぎに、両対局者におやつが出されました。注文は中村王座が「チョコレートケーキ、抹茶、ホットコーヒー」、斎藤七段が「タルトフリュイ(いちご)、アイスストレートティー」です。
(中村王座のおやつ)
(斎藤七段のおやつ)
※写真のおやつは撮影用に注文したものです。
(控室の継ぎ盤は1面から2面に増えている)
(二つ目の継ぎ盤を囲んでいるのは、左から勝又清和六段、連珠棋士の岡部寛九段、元女流棋士の藤田麻衣子さん)
秦野市には、出雲大社の神々を分霊して祀った分祠があります。1888年(明治21年)に出雲大社の第80代国造・千家尊福の要請により創建され、1975年に現在地に移転しました。
(「関東のいづもさん」として親しまれる出雲大社相模分祠)
(手水は江戸時代からある湧き水。名水百選の地である秦野ならではといえる)
(拝殿。本社の拝殿とよく似た造りだ)
(迫力あるしめ縄)
(オオクニヌシの使いである龍蛇神を祀った社。こちらでも水が湧き出ている)
(13時35分頃、西山朋佳女王が控室を訪れた)
(西山女王は明後日の9月6日に第67期王座戦の一次予選を戦う。相手は松本佳介六段)
(継ぎ盤ではすでに終盤の変化も示されている)
中村王座は昼食休憩が明けたあともさらに15分ほど考えてから再開の一手を指しました。着手は先手の2筋の突き出しを放置して4五桂を取りにいく△4四歩。強気な一手で、盤上の緊迫感をさらに増しました。
(決断の一手を放った中村王座)
(中村王座は再開15分前には盤の前に戻っていた)
(斎藤七段は12時56分に戻る)
(急に雨脚が強まり、両対局者が窓の外に目を向ける場面が)
(対局が再開されても、中村王座はすぐに指すことなく考え続けた)
(手番の中村王座の側から見た盤面)
(中村王座が背にしている床の間)
12時10分、この局面で中村王座が10分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲斎藤1時間33分、△中村1時間10分。昼食の注文は中村王座が「チキンカレー、グレープフルーツジュース」、斎藤七段が「ビーフカレー、アップルジュース」です。対局は13時に再開されます。
(中村王座の昼食)
(チキンカレー)
(斎藤七段の昼食)
(ビーフカレー)
※写真の食事は撮影用に注文したものです。